東宝は2016年夏に公開予定のゴジラ最新作のタイトルを「シン・ゴジラ」に決定。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演することを明らかにした。
「復活」でも「再生」でもなく「シン・ゴジラ」。もちろん、「新」しいゴジラであり、「真」のゴジラであり、「神」のようなゴジラであり、そして……庵野総監督命名のこのタイトルには、さまざまな意味と想いが込められているとのこと。
12年ぶりに製作される新作ゴジラの脚本・総監督に、アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が務めると発表されたのが4月(関連記事)。ゴジラの体長は、これまで最大とされるハリウッド版「GODZILLA」(2014年公開、ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルをはるかに上回る過去最大になるとのこと。
キャストにはゴジラが襲撃する現代日本の“政府関係者”役に、映画「進撃の巨人」や今冬公開予定の映画版「MOZU」などに出演している俳優・長谷川博己が決定。同じく“政府関係者”役に、映画「太平洋の奇跡〜フォックスと呼ばれた男」や映画「謝罪の王様」に出演した俳優・竹野内豊が決定している。また、米国エージェント役に、映画「風に立つライオン」や今秋のフジテレビ系月9ドラマ「5→9 〜私に恋したお坊さん〜」に主演する石原さとみが決定している。
キャスト陣コメント
長谷川博己
世界的に有名な、と言っても過言ではないゴジラ作品に、まさか自分が出演させていただけるとは。空想特撮エンタテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります。ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います。どうぞお楽しみに。
竹野内豊
61年前に制作された初の第1作目から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がりとなり、多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。ぜひご期待ください!
石原さとみ
ゴジラのオファーがきた時、よっしゃーーーっと家で叫びました。しかし台本を読み愕然としました。庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています。プレッシャーで胃が痛い毎日ですがゴジラにヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います。
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アメリカのイベントComic-Conで正式発表された。