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アドビ、「Adobe Typekit」に独自開発でない初の日本語フォント導入 「モリサワ書体」など20書体

10月6日より提供。

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 Adobeは10月6日(米国時間)、「Adobe Typekit」にアドビ独自開発でない日本語フォントを初めて導入することを、ロサンゼルスで開催中のイベント「AdobeMAX」で発表した。日本時間10月6日より提供され、Adobe Creative Cloudユーザーは追加費用なしで使用可能となる。


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 「Adobe Typekit」は、Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるフォントライブラリ。Adobe Typekitで提供される日本語のフォントはこれまでアドビが独自開発した14書体のみだったが、今回の発表によりリュウミンを含む計20の書体(モリサワ書体・タイプバンク書体)が使えるようになった。


今回追加された書体は以下の通り(「*」はタイプバンク書体)

  • リュウミン L-KL
  • 太ミン A101
  • 見出しミン MA31
  • 中ゴシック BBB
  • 太ゴ B101
  • 見出しゴ MB31
  • じゅん 101
  • TB シネマ丸ゴシック *
  • ちび丸ゴシック PlusK R *
  • 篠 -M *
  • 日活正楷書体 *
  • ぶらっしゅ *
  • サン -M *
  • TBカリグラゴシック E *
  • 漢字タイポス 415 R *
  • UD 新ゴ L
  • UD 黎ミン L
  • UD 新丸ゴ L
  • TB 新聞明朝 L *
  • TB 新聞ゴシック M *

 Adobeとモリサワは日本語DTPの創生期以来のパートナー。アドビ システムズ Typekit サービスおよびフォント開発部門 ゼネラルマネージャー兼ディレクターのマシュー レックス(Matthew Rechs)氏に今後の日本語フォント追加の予定を問うと、「2社の関係は古くにさかのぼり、多くの共通の思いがある。フォントは、これがベーシックセットでいいと思っている」とし、2社の関係の深さについて語った。なお、今後追加の予定の有無についてはっきりとした回答はない。

太田智美

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