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世界自然保護基金(WWF)はこのたび、ヒマラヤ東部で新たに211種の野生生物を発見したと発表しました。報告書をネット上に公開しています。
いずれも2009年〜2014年に見つかったもので、211種の内訳は、「植物133種」「無脊椎動物39種(昆虫類37種含む)」「魚類26種」「両生類10種」「哺乳類・鳥類・爬虫類各1種」。その中には、最大4日ほど“水から出ても生きられる“淡水魚や、鮮やかな色のヘビ、空色の目を持つカエルなどが含まれています。
WWFによると、「世界の屋根」と称されるヒマラヤ山脈には1万1000種以上の多様な生物が息づいており、1998年以降で565種が新たに発見されています。しかし、気候変動や人々の無計画な開発などにより、昔ながらの自然環境が残っているのは全体の25%に過ぎないとのこと。報告書では、いまだ知られてない野生生物が未知のまま絶滅することを防がなければならないと訴えています。
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