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ドローンの違法飛行を行ったとして、米連邦航空局(FAA)が企業に190万ドル(約2億3000万円)の罰金を言い渡しました。
罰金を課されたのは空撮などを手掛ける米企業SkyPan International。FAAは、同社が2012年3月〜2014年12月にかけて65回の違法飛行を行ったとしています。混雑した空域や人の多い都市でドローンを飛ばし、空域規制やさまざまなルールに違反したと主張、このような飛行は危険があると述べています。
これらの違法飛行はニューヨークやシカゴで行われ、空中写真を撮影していたとのこと。耐空証明や登録はなかったそう。うち43件は旅客機が多く飛ぶニューヨークのクラスB空域で航空管制官の許可を得ずに行い、無線機などの装備もなかったとFAAは指摘しています。
SkyPanはFAAからの書簡に対して30日間の回答期限が与えられています。
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飛行禁止区域がマップで分かります。