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Adobeが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の技術実現度を調査 ソーシャル上での言及数をもとに分析

11項目にわけて実現度を評価。

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 Adobeは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で描かれた「2015年の技術」が、実際の2015年でどれだけ実現したかを調査しました。ソーシャル上での言及数をもとに分析しています。

バック・トゥ・ザ・フューチャー バック・トゥ・ザ・フューチャーで登場した未来の技術実現度調査

 映画に登場した「2015年の技術」を11項目にわけて、実現度を評価しています。

  • IoT(Internet of Things、あらゆる物体に通信機能を持たせる技術) 「A(評価)」
  • ビデオ通話 「A」
  • 薄型テレビ 「A」
  • タブレット 「A」
  • 指紋認証による料金支払いと個人化 「A」
  • バーチャルリアリティ 「B」
  • ドローン 「B+」
  • ホバーボード 「B」
  • 未来の車 「B」
  • シカゴ・カブスの優勝 「TBD(未確定)」
  • FAX機 「D」

 「ビデオ通話」、「薄型テレビ」はSkypeや4Kテレビなどの出現で頻繁に話題になり、A評価を獲得。近年注目されているものの問題点についても多く言及された「ドローン」はB+、セグウェイとスケボーを合わせたようなHovertraxの登場で実現に近付いた「ホバーボード」はB評価でした。

 一方、映画では頻繁に登場するものの現在はあまり使われなくなった「FAX機」はD評価。また、映画内で“ありえないこと”として描かれた野球チームの「シカゴ・カブスの優勝」は、現在カブスがリーグ優勝決定シリーズを戦っていることからTBD(未確定)としています。11項目を平均した総合評価はB+でした。

バック・トゥ・ザ・フューチャー タブレットや薄型テレビなどがA評価

バック・トゥ・ザ・フューチャー 現在ではあまり使われなくなったFAX機はD評価

バック・トゥ・ザ・フューチャー 平均評価はB+

笹原新之介


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