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2015年のノーベル文学賞を受賞した、ベラルーシの作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさん。群像社から刊行されている彼女の書籍3点が、新たに増刷できないことを群像社が自社サイト上で発表しました。
これは、アレクシエーヴィチさんの著作権を管理する代理人からの通達を受けてのこと。理由は、「出版社が有する権利が消失しているため」とのこと。
対象となるのは「ボタン穴から見た戦争」(2000年刊行)、「死に魅入られた人びと」(2005年刊行)、「戦争は女の顔をしていない」(2008年刊行)の3点で、同社が保有している在庫がなくなり次第、販売終了となります。
同社は、「アレクシエーヴィチの作品は、今後、あらたに版権を取得した出版社から刊行されることになると思います」としており、自社刊行の書籍でなくとも、アレクシエーヴィチさんの作品を読んでもらえるのは、最初に刊行した出版社としても喜ばしいことだと結んでいます。
なお、Amazonのランキングでは現在、「死に魅入られた人びと」がロシアの地理・地域研究カテゴリで、「戦争は女の顔をしていない」がロシア史カテゴリで、それぞれ1位となっていました。
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功徳(コンボ)をつなげることならず。