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米アイダホ州の魚類鳥獣局が1950年ごろに行っていたというビーバーを別の地域へ移動させる方法が想像以上のダイナミックさです。
Fur for the Future
ビーバーの生息地を守ることや生態系保護を目的に、適切な地域へと移動させる1950年当時のプロジェクト。記録(カラーフィルムと音声)が残っている時点でとても貴重な資料なのですが、なんにせよその移動方法がすごい。
まず、罠を仕掛けてビーバーを捕獲し、1匹ずつ専用の箱に入れます。そして、なんと飛行機に乗せてパラシュートで地上へヒューンと投下したではありませんか! 今では考えられない大胆すぎる手法に驚きが隠せません。
しかし、箱の構造などは巧みに設計されており、パラシュートのおかげもあって見事に軟着陸。20匹のビーバーたちは無事新たな生息地に到着したのでした。パカッと開いた箱から出て、悠々と歩き去っていくビーバーたちの後ろ姿がなんだか感動的ですらあります。強く生きて!
(高城歩)
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ビーバー「ズッ友だょ!」