最高の「寝る瞬間」とは「読書中の寝落ち」 泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」が11月5日池袋に開店
読書していたら深夜2時過ぎててだけどもうちょっと読みたいなーって無理していたらまぶた重くなっていつの間にか寝ちゃってた……という幸福をとことん愛するホステル。
7月に発表されていた「泊まれる本屋」をコンセプトとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」の開店日や利用料金が決定しました。11月5日に東京・西池袋のルミエールビル7階でオープンします。宿泊以外にデイタイムのラウンジスペース利用も9日から始まる予定です。
「BOOK AND BED TOKYO」は、室内の本棚の中にベッドが埋め込まれている、訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットとしたホステル。ふかふかなマットレスも無ければ、低反発の枕、羽毛の布団も置かないなど、あえて寝心地の良い環境づくりはせず、「読書をしているうちに寝落ちしてしまった」のを最高に幸せな「寝る瞬間」として設計されています。肩書きに“本屋”とはありますが本の販売も行いません。
選書は、2008年渋谷にオープンした「本のある暮らし」を提案するセレクトショップ「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」が担当。日本語の本はもちろん、英語の本に国内旅行ガイドなど幅広いジャンルを1700冊そろえています(最大3000冊まで収納)。内装デザインは谷尻誠氏・吉田愛氏率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が手がけました。
ベッドは、本棚の中にベッドを設置した「BOOK SHELF」タイプが計12床、本棚から離れたところにある「BUNK」タイプが計18床あります。それぞれに広さが異なるCOMPACTサイズ(80×205センチ)とSTANDARDサイズ(129×205センチ)を用意。トイレやシャワールームは共同で24時間利用可能、Wi-Fiも無料で完備しています。
宿泊料金はCOMPACTサイズが3500円、STANDARDが4500円(いずれも税別)。金土祝前日だと1000円追加となります。チェックインは16時、チェックアウトは翌日の11時。9日以降は13時から19時までのデイタイム利用が可能で、ベッドは8席まで(予約不可)、1500円(税別)です。デイタイム利用の空き状況はTwitter(@BOOKANDBEDTOKYO)で確認できます。
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最後に本を買おうと多くのお客さんが詰めかけました。