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カメラがとらえたユキヒョウの映像をWWFが公開 “幻の動物”のりりしい姿から自然保護に思いを馳せる

ユキヒョウは生息環境の悪化や地球温暖化によって絶滅が懸念されています。

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 アルタイ山脈をはじめとする中央アジア山岳地帯の生態系の頂点に立つ野生動物「ユキヒョウ」の映像を世界自然保護基金(WWF)が公開しました。

カメラトラップが捉えたユキヒョウの姿(WWF)

 ユキヒョウは大型のネコ科動物。WWFがYouTubeに公開した映像には野生のユキヒョウが自然の中でりりしくたくましく生きている姿が収められています。“幻の動物”とされ、今もめったに人の目に触れることのないユキヒョウですが、カメラに興味を示して接近してくるというかなり貴重な場面も。


ユキヒョウ カメラに興味をもつユキヒョウ

ユキヒョウ 自然の中で生きる姿が美しい

 現在ユキヒョウの推定個体数は3920〜6390頭。ワシントン条約で毛皮などの商業取引が禁止されていながら密猟が後を絶たないうえに、生息環境の悪化や地球温暖化も重なり、今も絶滅の危機にさらされているそうです。


ユキヒョウ なんだかかわいらしい光景です

ユキヒョウ 少々分かりづらいですが3頭います!

 WWFによれば、このまま地球温暖化への対策を何も講じなければユキヒョウの生息地が、現在より大幅に減少する恐れがあるとのこと。

 美しく雄大な自然を生き抜くしなやかなユキヒョウたちの姿を見ることにより、生息する中央アジアの自然保護にも思いを馳せる機会としたいですね。

高城歩

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