ニュース
100年分の技術雑誌が読める! 技術系の雑誌だけを8000冊集めた「夢の図書館」をつくるプロジェクト
大正13年から現在まで91年間発行が続いている「子供の科学」などを収蔵。
advertisement
明治・大正時代から現在までの100年分、約8000冊の技術雑誌を集めた図書館「夢の図書館」をつくるプロジェクトがスタートしました。現在、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で支援金を募っています。
「夢の図書館」では明治・大正・昭和初期、戦中・戦後の貴重な技術雑誌から、最近の技術雑誌までを収蔵。大正13年(1924年)から現在まで91年間発行が続いている「子供の科学」など、その時代の空気が味わえるラインアップです。
収蔵されている雑誌のジャンルは、科学・技術、ラジオ・無線、エレクトロニクス、コンピュータ、模型・工作、船舶、鉄道、航空、漫画・アニメ、SF・映画、教育・学習、ライフスタイル、軍事関連など。目標を超える資金が集まった場合は、黎明期のマイコンを展示する「マイコン博物館」を併設する予定です。
プロジェクト企画者の吉崎武さんは、1970年代に雑誌「月刊アスキー」の編集長として自身も技術雑誌作りに携わっていました。人生をかけて集めた貴重な技術雑誌を広く公開して、次の世代に伝える目的があるとのことです。
支援者は支援金額によって「夢の図書館」の会員証や1日利用券などのリターンを受け取れます。集まった資金は、懐かしい記事や興味がある記事に誰もがめぐり合うことができるようにするためのデータベース開発と、蔵書を整理するための本棚購入に使われるということです。
(笹原新之介)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 勉強中にスマホをいじっちゃう受験生を救えるか スマホを封印できる「スマホ封印太郎」が製品化を目指しクラウドファンディング
これでスマホの誘惑に勝てる? - 履歴書や願書にこっそり貼れるお守り 証明写真用の両面テープがお守りになった「縁結隠れ御守」
今秋よりネット販売予定。 - 「10分後にトイレの時間がきます」 世界初の排泄予知デバイス「Dfree」がクラウドファンディングに登場
超音波センサーで排泄タイミングをお知らせしてくれます。 - 走れなくなった銚子電鉄の車両を修復したい!──高校生の呼びかけがおこした奇跡
高校生たちの熱い思いで、銚子電鉄の2両編成車両が復活しようとしています。 - 昆虫を発酵させた調味料「イナゴソース」が和歌山で誕生! キミはイケる派? イケない派?
この味、世界へ羽ばたくか!? - 多摩ニュータウンにヤギの放し飼い牧場を作りたい!──そんなクラウドファンディング企画が進行中
子どもが遊べるヤギ牧場を東京に作ろう! - 地域の問題、ゲーム感覚で解決します クラウドファンディングで出資募集中の「まちかどギルド」が面白そう
クエストをクリアすると報酬や経験値がもらえるといったゲーム性も。