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単語を高速で表示して目で追う時間を節約する速読アプリ「Spritz」がすごいと話題に

読書時間の8割は文字から文字へと視線を移動する動きに使われているのだそう。

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 人間が文章を読む時間のうち、実は8割が文字から文字へと視線を移動する動きに使われているのだそう。この点に着目した速読技術「Spritz」がすごいと話題になっています。

Spritz Spritz

 文章を単語ごとに分割して次々と表示させることで、目で文字を追う時間を節約できるというもの。1分間に表示させる単語の数は100から1000の間で選べるようになっており、慣れれば文章を読む時間を大幅に縮めることができます。また、人間の脳はそれぞれの単語の一部分に視点を定めてから意味を認識するという働きをしているのですが、単語ごとに視線を合わせるべき文字を赤く表示することで、よりスムーズに理解することができるという技術も使われています。

Spritz紹介動画
Spritz 赤字は単語を素早く認識するための視点を誘導する働きがあります

 英語、ドイツ語、イタリア語など20以上の言語に対応。残念ながら日本語は非対応ですが、外国語の文章を読む機会が多い人や外国語を勉強中の人などの間で注目を集めているようです。

Spritz スマートウォッチでニュースを素早くチェックするといった使い方も

 このSpritzを使ったアプリなどは公式サイトに一覧で掲載中。WebサイトをSpritzで表示できるブックマークレット「Spritzlet」や、iOS・Android向け電子書籍リーダー、ニュースリーダーなどの各種アプリ、サムスンのスマートフォン「GALAXY S5」などさまざまな形で利用されています。URLやテキストを入力するだけでSpritz化できる「Readsy」というサイトも公開されているので、気になる人は試してみてはいかがでしょう。

たろちん

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