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大太刀「蛍丸國俊」を復元し、阿蘇神社に奉納する「蛍丸伝説プロジェクト」のクラウドファンディングが、一日かからずに達成し、いまだに金額が伸び続けています。
11月1日0時からスタートし、目標額は550万円。わずか16時間で達成されました。550万達成時のサポーター数は198人でした。
クラウドファンディングの中には、270万円支援すると蛍丸影打(奉納刀を作る際に複数作られる兄弟刀。一振り限定)がもらえる、というものもあります。これは早々に募集終了。「奉納刀完成奉告祭参加権」や「奉納者名簿に載る権利」がある7万円も終了。その他5万円の募集も終了しています。
福留房幸日本刀鍛錬場のFacebookでは「クラウドファンディングで企画を立ち上げましたので、成立させるためどうぞ御支援下さい!! という投稿をしようと思っていましたが…投稿する前に達成してしまいました」と書かれています。
蛍丸は、かつて阿蘇神社に安置されていた有名な大太刀。総長は4尺5寸(約136.36センチ)、刀身は3尺3寸4分5厘(約100.35センチ)あります。
建武3年(1336年)、南北朝時代の南朝側の阿蘇惟澄が実戦で使用し、ガタガタになった刃に無数の蛍が群がった夢を見た翌朝、刃こぼれのない美しい姿に戻っていたという伝説があります。これが由来で名前が「蛍丸」と呼ばれるようになりました。
戦後の混乱で失われてしまった蛍丸。この名刀を復元させたい、という願いから、福留房幸さんを中心とした「蛍丸伝説プロジェクト実行委員会」が動き始めます。
5000円、1万円、3万円の支援は、引き続き募集中です。
(たまごまご)
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