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これなら半永久的に残せるぞー! ツイートを古代ペルシアの楔形文字に訳して粘土板に刻みこんでくれるサービスが登場

黒歴史を刻む(物理)

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 Twitterに投稿した“どうしても残しておきたいツイート”を古代ペルシアの楔形文字に訳して粘土板に刻みこんでくれるオンラインサービス「Dumb Cuneiform」が登場です。



 これは140字までのテキストを専用フォームに送ると、その内容を古代ペルシャの楔形文字に訳したうえで、粘土板に刻み込んで送付してくれるサービス。上質な粘土を用い、楔形文字を刻みこんだ後に乾燥させてからしっかりと焼いて固めるため半永久的に残せるのだとか。しかも全て手作業。オンラインサービスとはいえ本格的です。

 ちなみに価格は一個につき20ドル(送料別途:日本までは1200円)。発注すると1〜2週間程度で発送されるとのこと。


画像 くだらないツイートも歴史的価値がありそうに見えてくる

 なお、古代ペルシアの楔形文字への変換は「翻訳」ではなく「翻字」。つまり実際の発音に関係なく、字母から字母へ機械的に対応させていく方法です。現在のところ英語以外の対応言語は公式サイトに記載がないため不明となっています。

 どんなにくだらないツイートも楔形文字となって粘土板に刻み込まれると、なんだか歴史的価値があるように思えてくるから不思議。リアルに黒歴史を刻むもよし、後世に語り継ぎたい名文を残すもよし。もしかしたら未来人が解読してくれるかも……。不確かな情報の海に投げ込んだ文字列を形に残すだなんてロマンじゃないですか。


高城歩


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