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日本郵便は優遇措置を受けすぎている? ヤマト運輸が「公平・公正な競争条件」を求めたメッセージを全国54紙に掲載

日本郵政が受けているさまざまな優遇について意見しています。

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 「クロネコヤマト」でおなじみのヤマト運輸が、日本郵便は優遇措置を受けすぎているのではないかと訴えたメッセージを掲載しました。自社のサイトのみではなく、全国54紙に意見広告を掲載しています。


メッセージ ヤマト運輸が掲載したメッセージ

 この意見の中で、ヤマト運輸は日本郵便の以下の点について指摘しています。

  • 日本郵便の黒字である「郵便業務」に税制優遇が与えられているおかしさ
  • 税制優遇の与えられる「郵便業務」の範囲が不明瞭である
  • 優遇措置を受けている「郵便業務」の中で「荷物を運ぶ仕事」ができるようになっており公正・公平な条件になっていない
  • 「信書」制度の不便さ

 ヤマト運輸は、公共的なサービスである「郵便業務」に最低限の優遇措置が与えられることは必要であるとしながらも、日本郵便の受けている優遇が過剰であり不公平ではないかとしています。同社は意見の中で述べている「信書」制度の不便さから、今年の3月にクロネコメール便を廃止しています(関連記事)。


優遇措置 ヤマト運輸が指摘する「不公平な優遇措置」

 これを見たTwitterユーザーからは、「朝刊全紙に全面意見広告とはまたトバしてきたねw」「論理的で、とてもいい問題提起になってる。こういう企業は応援したいな。ヤマト、見直した」「日本郵便は確かに優遇されすぎですよね」「これはほぼ全面的にヤマト運輸側の言い分に理があるよなあ。」といった声が上がっていました。









 ヤマト運輸は、「『公平・公正な競争』がお客さまにとってさらに便利なサービスを生み出し、経済全体のプラスになると信じています」とし、同ページにてユーザーからの意見を募集しています。

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