advertisement
99%の人が歩きスマホを危険だと感じていながら、73%の人が歩きスマホの経験があると回答しているらしい――そんな世相に一石を投じるNTTドコモのマナー啓発動画がとってもユニークです。なんと舞台は江戸時代。もしも歩きスマホで参勤交代を行ったら? という斬新なストーリーが展開します。
動画が取得できませんでした
歩きスマホ参勤交代
大名が籠の中でスマホに夢中になり外の様子を気にかけず、武士がスマホに夢中で敵や周りの様子を気にかけなかった場合に起こる悲劇を描くこの動画。歩きスマホに夢中な武士は参勤交代の最中に、人にぶつかり、池に落ち、そして転倒……。うわあ。
さらに江戸時代の歩きスマホは、現代社会以上にリスクがあるようで、太刀で素振りをしている人に頭を叩かれる恐れや、敵襲に気が付かず敵に吹き矢で狙われる恐れも。しかしながら現代に置き換えて考えてみても命の危険を感じるシーンは多々ありますよね。
気づけば籠を担いでいる人もだんだんと正規ルートから逸れていき……。籠の中でウトウトしていたお殿様がようやく目を覚ますと、もはや誰も居なくなっていた。見知らぬ土地のあぜ道でぽつんと立ち尽くす殿。そう、歩きスマホをしながらの参勤交代で無事に江戸までたどり着けるわけがない!!
想像の範疇ではありましたが、あまりにもの悲しいラスト。「皆の者、おもてをあげよ」というコピーが胸に突き刺さります。ユニークな啓蒙動画から歩きスマホの危険性を改めて実感させられます。参勤交代のない現代だって危機意識を持つことは大切。いつの時代も、前を向いて歩きましょう。
(高城歩)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 渋谷のスクランブル交差点を1500人が歩きスマホで渡ったら? ドコモがシミュレーション動画公開
カオスな状況に。 - ボカロ「GUMI」が地元・大阪の地下鉄で「歩きスマホ」啓発キャンペーンのイメージキャラに
「歩きスマホ」啓発動画にGUMIが登場! - 中国・重慶が予想外の歩きスマホ対策 「携帯ユーザー専用レーン」設ける
その発想はなかった。 - 歩きスマホ防止アプリ、ソフトバンクモバイルが公開
無料のAndroidアプリ。歩行中であることを検知し警告します。 - 「歩きスマホは危険」の警鐘の中、アプリ「歩きスマホは危険じゃない」が登場
スマホの画面に前方を写しながら文章作成できるアプリ。 - 「危険です、歩きスマホ」 NTTドコモが歩きスマホ防止の新機能
歩行を検知して、スマホの操作をストップ。