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Ingress大好き沖縄そば店 沖縄イベントに合わせスープが青or緑な「イングレスそばセット」をデプロイ

腹ペコエージェントよ、ハッ食しにいくのだ!

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 ゲーム「Ingress」にハマりすぎてポータルにそっくりなデザート「イングレスぜんざい」を作ってしまった沖縄そば料理店「米八そば」(沖縄県沖縄市、関連記事)。12月12日に那覇市でIngressの公式イベント「INGRESS-ABADDON-OKINAWA」が開催されるのに合わせ、今度はスープを青または緑色にした沖縄そばの定食「イングレスそばセット」を提供し始めました。

IngressIngress スープが青(レジスタンス)か緑(エンライテンド)か選べる沖縄そばのセット!(写真提供:米八そば)

 沖縄そば小サイズ(ソーキと三枚肉入り)が1杯、ポータルキーに似たいなり寿司が1個、そして「イングレスぜんざい」が1杯の3点セット。そばのスープが青い「レジスタンスセット」か、緑色の「エンライテンドセット」のどちらかが選べます。何も知らないお客さんからすると斬新な色ですが、エージェントにとってはほぼ無色なスープが自陣に染まっている様子はテンション上がるはず! ちなみに青や緑は着色料によるもので、店本来の沖縄そばと味は変わりません。

IngressIngress セットに付いてくる、ポータルそっくりな「イングレスぜんざい」(関連記事

 料金は陣営によって異なり、レジスタンスの人なら850円のみ。エンライテンドの人なら850円に加えて店内に不要なポータルキーをドロップしなくてはいけません。とはいってもレジスタンス陣営である店主の遊び心のようなもので、ドロップできなくても「ご安心ください」とのこと。なおメニュー表には書かれていない裏メニューのため、自ら「青セット」「緑セット」と注文したりセットの写真を見せたりする必要があります。

 「米八そば」の店主さんには、2014年9月に「イングレスぜんざい」を取り上げたときに周辺のIngress事情をいろいろ教えてもらいました。12日に沖縄初のイベントを控える今、せっかくなのでこの1年で状況がどのように変わったのかも聞いてみることに。

 昨年に比べ県全体ではポータルの数がかなり増え、特に那覇市は密集していてハックしがいのあるスポットとのこと。当時はポータルが全然ないと嘆いていた沖縄市「米八そば」周辺も店主が申請しまくった結果、今では店までの約1キロの道に15、16個存在する充実ぶりです。ただし肝心の「米八そば」はポータル申請しても認定されず、店主以外のエージェントに申請してもらってもなお許可されませんでした。沖縄でIngressにこれほど手厚いスポットもなかなか無いでしょうに……。

Ingress 沖縄市内の「米八そば」周辺には、確かにポータルたくさんある!

 この1年でイングレスぜんざいを食べに来るエージェントもぼちぼちいたそう。時にはIngress話に華を咲かせることも。「あの人エージェントっぽいな」という空気を醸しながらも特にぜんざいを頼むことなく帰ったお客さんがいて、あとでIngressを開いたら店内に大量のポータルキーが落とされていた、ということもあったといいます。

 「見た目が怖いせいか話しかけづらいんでしょうか」と苦笑する店主さん。今度の沖縄イベントは営業で忙しく参加できないそうで、「両陣営に関わらず、怖がらずぜひイングレスそばを注文してください!」と参加者にメッセージを送ってくれました。この「イングレスそばセット」そのものが「米八そば」なりのイベント参戦なのかもしれません。

 お店は、イベント会場の「新都心公園多目的広場」(那覇市)から車で約1時間となかなか離れたところに。「12日の当日ではなくても、沖縄に前乗りされる方やアバドン後にゆっくり観光される方は、その時にでも是非いらしてください」と呼びかけています。

店舗情報

店名:「米八そば」(こめはちそば)

住所:沖縄県沖縄市泡瀬5-29-6

電話:098-938-3266

営業日:木曜定休、祝日は営業

営業時間:11:00〜18:00(売切次第終了)

サイト:http://komehatisoba.jimdo.com/


黒木貴啓


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