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「火垂るの墓」作者の野坂昭如さん亡くなる

作家のほか、歌手やタレント、政治家としても活躍していました。

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 「火垂るの墓」で知られる作家の野坂昭如さん(85)が12月9日に亡くなりました。

野坂昭如
野坂昭如さん公式サイト。日記の更新は2003年で停止している

 野坂さんは1967年に「アメリカひじき・火垂るの墓」で直木賞を受賞し、作家のほか作詞家として「おもちゃのチャチャチャ」を手掛けたり、歌手・タレント・政治家としても活動していました。2003年に脳梗塞で倒れ、リハビリを続けていました。報道によれば、9日に意識がないのを妻が発見し、死亡が確認されたとのこと。

野坂昭如
「火垂るの墓」はスタジオジブリによりアニメ化された

 ネットでは多くのユーザーが冥福を祈り、また大島渚監督の結婚30周年を祝う会で野坂さんが大島監督を殴ったエピソードを思い出す人も。日刊スポーツではこのときの記事を復刻してWebに掲載しています。野坂さんが「ソクラテスかプラトンか」「みんな悩んで大きくなった」と歌うサントリーのCMを懐かしむ声も上がっています。

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