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東芝は、1台のカメラで広範囲を撮影した映像から、人や車の数を高精度に計測できる技術を開発した。この技術は、人や物が重なっている映像や対象物が非常に小さく映っている場合でも計測可能。監視の平準化や省力化、混雑緩和対策などに応用できる。
この技術は、人やものの位置を「ベクトルで表す」という東芝が独自に開発した技術。各画素で存在確率を学習する従来の技術に対し、この技術では人数と人物の位置のみを統計学習、計算量が少なくなり正答率が上がる。
同技術は、各大学が手法の評価を目的として公開している「評価用画像データ」で評価した結果世界最高性能を実現。世界トップの性能の平均絶対誤差2.50人という値を出した。
(太田智美)
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