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日本漢字能力検定協会が12月15日、今年1年の世相を漢字1文字で表現する「今年の漢字」を発表。2015年の漢字は「安」が選ばれた。
「安」全保障関連法案への関心が高まった年であり、世界でひんぱつする同時多発テロや事件、異常気象により人々の「安」全が脅かされ、不「安」を感じるなどで支持を集めた。マンションデータ偽装問題をはじめとした暮らしの「安」全が揺らぎ、「安」心してくださいといったフレーズも流行したのも理由に挙げている。ちなみに、2位は「爆」、3位は「戦」となった。
「今年の漢字」は一般投票により毎年選ばれるもので、昨年は消費「税」率が17年ぶりに引き上げられ「税」について考えさせられた年であり、「税」に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された1年だったことで「税」が選ばれている。
京都・清水寺では今年も森清範貫主が「今年の漢字」を揮毫(きごう)。毎年12月12日の漢字の日に合わせて発表されていたが、今年は15日になった。
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