12月16日にGoogleが、2015年度の「Google検索ランキング」を発表しました。2015年1月1日〜11月30日の検索ワードを調べ、2015年に世の中で何が関心を集めたのかさまざまなジャンルのランキングで示しています。
2014年に比べ検索数が急上昇したワード「急上昇ランキング」では、ISILの呼び名の一つ「イスラム国」が1位に。2月にジャーナリストの後藤健二さんを拘束して殺害、11月には仏国パリで同時多発テロと数々のテロ事件を起こし、国際問題として注目を集めました。3位は日本代表がワールドカップで活躍した「ラグビー」、4位は国の新制度として始まった「マイナンバー」。注目したいのは9位「windows10」と10位「iphone6s」を押さえて8位に入ったゲームタイトル「スプラトゥーン」で、人気の高さがうかがえます。
「話題の男性」「故人」カテゴリの1位は「後藤健二」さんに。「話題の女性」1位、「故人」2位には、9月に54歳の若さで急逝した女優の「川島なお美」さんが入りました。存命している日本人でもっとも検索数が急上昇した男女は、2020年東京五輪のロゴデザインで波紋を呼んだ「佐野研二郎」さん(「話題の男性」4位)、乳がんを告白し現在治療中の「北斗晶」さん(「話題の女性」2位)となっています。
このほか、「ドラマ」「初上陸」別や、Google検索で意味を知りたいときに人々がつける「〜とは」に対象をしぼった「とはランキング」、県名と一緒に検索された「47都道府県別ランキング」など、発表したランキングはさまざま。Googleの特設ページ「検索で振り返る2015年」で公開中ですので、人々が何をネット検索したかという観点で今年を総括してみては。
(黒木貴啓)
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