鯉そっくりな寿司「鯉寿司」の写真がTwitterに投稿され、話題になっていた。そのお寿司は、大分県のお寿司屋さん「丹匠」が作ったもの。その後投稿されたお寿司を実際に作ってみた動画を見てみると、使う材料は、キュウリ、ラディッシュ、焼き海苔、辛子明太子、イカ、エビと、どこのスーパーでも手に入るものばかり。もしかしたら、作ろうと思えば誰にでも作れるのでは……!?
ざっと紹介すると、食材をそろえたらお米とお湯を準備。エビは頭・殻・腹わたを取り除き、背に串を刺す。取り終わったら、準備をしておいたお湯に通し、再びまな板へ。包丁で腹を開いたら胴体のできあがりだ。
そして、飾りとなるラディッシュは水で洗った後、ひげ根と葉を切り落とす。ここからが難しいところ。ひげ根の部分に切り込みを3本入れ、そしてV字に切り込みをする。さらに側面にもV字をいれると、綺麗な飾りが完成するはずだ。
続いてイカ。斜めに刃を入れて切り、薄く切れ込みをいれ、鱗をつくろう。
キュウリは飾りとヒレのパーツに使う。こちらの飾り包丁はなかなか難しい。1ミリ間隔で、3分の2ほど包丁を入れる。完全に切らないように注意しよう。その後、縦に切込みを入れ前後に開くと、キレイな飾りとなるはずだ。
ヒレをつくるためにキュウリを斜め切りし、縦と横に切りヒレの形をつくる。そして、明太子は、包丁で開いて、スプーンで卵を取り出そう。
ここでシャリを作る。お酢・砂糖・塩を入れたすし酢を火にかけ、砂糖をとかす。その後、ご飯にかけしゃもじを切るようにして混ぜ合わせる。
そして、ネタ・シャリがそろったら、いよいよ鯉を形作っていく。鯉の胴体はイカバージョンとエビバージョンの2種類。イカでつくる鯉寿司は、まずシャリを握り明太子と海苔を乗せる。そこにイカでつくった胴体・ヒレ・尾を置く。最後に海苔で目をつけたら完成だ。
エビバージョンは、胴体に使うエビの尾ビレはそのままヒレとして使用。胸ビレと背ビレはキュウリを使用し、最後に海苔で目をつけたらこちらも完成だ。最後に器にすべてのものを盛り完成となる。
手先の器用さが多少問われるかもしれないが、こうして作り方を通して見ていくと、思っていたほど難しくなさそう。自分でも作れそうである。正月の料理にも使えそう。新年を一風変わった鯉寿司で祝うのも面白いかもしれない。
(隈崎大樹/LOCOMO&COMO)
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