ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

東福岡高校が決勝で決めた「トリックフリーキック」が独創的だと話題に 海外でも「狂気の踊る壁」と絶賛

すげえええええ!

advertisement

 1月11日の全国高校サッカー選手権大会決勝で、東福岡高校が見せた斬新な「トリックFK」がすごいと大きな話題になっています。公式ハイライト動画の1分20秒ごろから見ることができます。

観客席から撮影された動画もYouTubeに複数投稿されています

 2人のキッカーがボールの前に立ち、相手の壁の前に味方選手を配置。ここまではシュートコースを隠してGKを惑わせるよくあるセットプレーですが、東福岡はさらにボールのすぐ前にも3人の選手が肩を組んで並ぶという不思議な陣形を組んでいました。

東福岡トリックFK ボールの前に味方選手が並ぶ奇妙な陣形

 肩を組んだ選手たちはラインダンスのように後ずさりを始めます。4歩目のタイミングで一斉にしゃがみこむと同時に、キャプテンの中村健人選手がシュート。虚を突かれて反応が遅れたGKの横をすり抜け、ゴール左隅に鮮やかなシュートが決まりました。す、すげええええ!

東福岡トリックFK 肩を組んだ選手が後ずさりして……

東福岡トリックFK 全員が一斉にしゃがむと同時にシュート

東福岡トリックFK GKの反応が遅れて見事ゴールが生まれました

 実はこのフリーキックは、以前東福岡がトリックプレーで有名な立正大淞南高校と対戦した際に仕掛けられたもの。自分たちも取り入れようと練習を始め、今回決勝の大舞台で初披露して見事成功させたのだそうです。試合はこの得点を含めて5対0で東福岡高校が勝利。17年ぶりの選手権優勝を飾りました。

 この独創的なトリックFKは日本だけでなく、海外でも「狂気の踊る壁」などと報道されて大きな話題に。常識破りのトリックプレーを成功させた東福岡高校に、世界中から絶賛の声が寄せられています。

たろちん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る