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国土地理院、外国人向けに地図記号 寺院は「卍」でなく三重の塔に

「アンケート調査でナチス・ドイツを連想させるという意見が多数あり、不適当と判断」との理由から。

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 国土地理院は、外国人に分かりやすい地図表現を目指し、外国語版地図の記号案についての意見募集を行っています。

 同院では2020年の東京五輪に向け、「外国人にわかりやすい地図表現検討会」を設け、地名などの英語表記ルールや外国人に分かりやすい地図記号を検討していました。ホテル、レストランなど外国人がよく訪れる場所などについて、外国人へのアンケートをもとに作成した18種類の地図記号を提案しています。

 例えばホテルはベッドのマーク、コンビニはサンドイッチとドリンクとナイフ。寺院については日本語地図では「卍」マークとなっていますが、外国語版地図では「アンケート調査でナチス・ドイツを連想させるという意見が多数あり、不適当と判断」したとの理由から、三重の塔のマークになっています。

 意見募集は2月7日まで行い、具体的な地図記号を2015年度中に決定する予定です。

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