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誰でも人魚になれちゃう「マーメイド水着」、安全面の理由でニュージーランドでは使用禁止に

低酸素症の危険もある、と指摘されています。

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 米アイダホ州にある水着ショップ「Fin Fun」では、ユニークな水着やアクセサリを製造販売しています。中でもメインの商品となっているのが、人魚になれる「マーメイドテイル水着」。下半身を覆う鱗模様のスーツに、両足を入れるタイプの足ひれ(モノフィン)を入れて、人魚のように泳ぐことができるというものです。見た目のかわいさや、独特のユニークな泳ぎ方もあいまって、少し前からじわじわと人気が出てきています。


実際にマーメイドフィンで泳ぐ映像

画像 人魚の塗り絵まで付いた子ども用の基本セット

画像 青い海で人魚のように……とっても気持ちよさそう!

画像 思わずうっとりしてしまいます

 しかし両足を完全に包んでしまうことになるため、安全面について疑問視する声も。現在夏真っ盛りのニュージーランドにある、Stanmore Bay Pool and Leisure Centre(スタンモア・ベイ プール アンド レクリエーションセンター)では、マーメイドテールは子どもたちにとって、遊泳時にの足の動きの妨げになる、また、水面下に長期にいることになるため、シャローウォーターブラックアウト(低酸素症で水面近くで失神すること)を助長する、といった安全面の理由から全面的に禁止すると発表しました。



 日本でも少しずつ流行のきざしを見せているマーメイドフィン。メーカーでは、マーメイドフィンで泳ぐための前準備や遊泳時の注意、着脱方法など安全面に対する説明を行っているほか、子供の使用についても、アメリカおよびオーストラリアのCPSC(Child Protection Safety Commission requirements)の要件を満たしていると説明しています。



(Jun)


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