advertisement
ゴッホの有名な絵画「ファン・ゴッホの寝室」を再現した部屋が、宿泊サービス「Airbnb」に登場しました。
絵画と同じ名前「ファン・ゴッホの寝室」というタイトルで登録されているこの部屋。絵画で描かれた部屋は南仏にありますが、この部屋はアメリカのシカゴにあります。それもそのはずで、シカゴ美術館で2月14日から3月10日まで開催される展覧会のプロモーションとして貸し出されているのです。
この部屋は作品を忠実に再現した一方で、現代人に必須のWi-Fiやテレビ、エアコンなど、当時はなかった設備もしっかり用意されています。キッチン、バスルームも完備です。
料金は1泊10ドル(約1100円)という低価格。1泊から予約ができ、2人まで収容可能です。ゴーギャンのような関係の人と共同生活するのもいいかもしれません。現在2月が満室となっており予約ができない状態になっています。ただしシカゴ美術館の公式Facebookによれば、今後3月の予約可能な日をお知らせするとのことです。
展示会では、1888年から1889年にかけて描かれた「ファン・ゴッホの寝室」の3作品が展示されます。最初に描かれた作品はアムステルダムにあるゴッホ美術館、2つめはシカゴ美術館、最後の作品はパリにあるオルセー美術館のコレクションで、3つが同時に展示されるのは北米で初めてとのこと。
Airbnbは、宿泊先を探す旅行者と空き部屋を貸したい人をつなぐWebサービス。今回のゴッホの寝室の他にも、城や飛行機などユニークな宿が登録されていることでも話題になっています(関連記事)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 飛行機がアパートに変身! 飛ばないけど快適に眠れそう
飛行機がアパートに大変身しました。 - レプリカだけの展示にもかかわらず、日本一高い入館料(?)といわれる美術館がすごい
訪れた人は「納得の料金」「それ以上の価値がある」「偽物なのにすごい!」などと大絶賛だそう。 - アメリカの大地がキャンバスだ! ゴッホの名画「黄色い空と輝く太陽のオリーブ林」を畑で再現したアートが圧巻
約4エーカー(およそ4900坪)にドーン! - ゴッホやミケランジェロの絵画が猫に変身! 猫を名画のモデルにした画集が美しくてかわいい
表紙はフェルメール「青いターバンの少女」にふんした猫。 - 名画の世界にVRでダイブ! ゴッホの名画「夜のカフェ」の中に入って歩けちゃうVRアプリが開発中
絵の世界に飛び込んでみると……?