ヒルトン東京にある「バー&ラウンジZATTA」は、風変わりなカクテルで人気を集めているという。
一体どんな、カクテルがあるというのだろうか? 「バー&ラウンジZATTA」のスタッフに聞いてみた。
―― 風変わりなカクテルがあると聞いたのですが……。
「はい。『お茶漬けマティーニ』や『サンデーBBQ』『ナイトアットザシネマ』『サンキューベリーマッチ』が変わったカクテルとしてご好評いただいております」
―― BBQ? お茶漬け? 一体どんなカクテル?
「『お茶漬けマティーニ』は、柚子酒を加えた卵白を白いご飯に見立て、あられ、海苔、梅チップスなどをトッピングし、最後にウォッカで出した煎茶を急須で注ぐカクテルでございます」
―― それじゃあ、「サンデーBBQ」は……?
「ブラッディーマリー(ウォッカベースでトマトジュースを用いたカクテル)にひねりをきかせ、ジャックダニエル、トマトジュース、パイナップルジュースをあわせ、BBQソースとヒッコリースモークチップ、ブラックペッパーを少々。ガーニッシュにミニチュアチーズバーガーを添えています」
―― では「ナイトアットザシネマ」というのは?
「こちらは、ポップコーンとコーラで映画に夢中になった日々を思い起こさせるカクテルとなっております。キャラメル味のポップコーンをキューバ産のラムに2日間漬け込み、ポップコーンの香ばしさとキャラメルフレーバーの味をしっかり移します。さらにナツメグとレモンピールを加えて、コーラで割ります」
―― これポップコーンにしか見えなくてすごいですね。では、「サンキューベリーマッチ」は?
「はい、ウオッカベースで、今女性に大人気のココナッツウォーターを加え、クランベリージュースやレモングラスを加えています。仕上げにブルーベリーとラズベリーをトッピングした一品です」
―― 詳しくお答えいただいて、ありがとうございます。でもなぜ、こんなにも変わったカクテルを開発されたのでしょう?
「実は、ホテルのBARという位置付けではないんです。“ヒルトン東京に行ったらこの店があった”というのではなくて、“ZATTAに行きたいから、ヒルトン東京に向かう”というコンセプトで店作りをしてきました。そう印象強くさせるためにも、DJや生バンドの演奏といったライブエンターテインメントとともに、今までにないカクテルを開発したのです」
ちなみに店名「ZATTA」の意味は、ヒルトン東京がある新宿という街の“雑多感”からインスピレーションを得ているという。常に情報や人が行き交う都会のライブ感と、エンターテインメント性を全面に押し出し、今までにない画期的なBARとなっている。
慣れていないとなかなか行きづらく感じることもあるBARだが、こういう遊び心満載なカクテルを飲めるなら、行ってみてもいいかもしれない。
(伊佐治龍/LOCOMO&COMO)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 渋谷に梅酒・果実酒専門店オープン 3000円で100種類以上のお酒が時間無制限で飲めるというパラダイスに行ってきた
ここはヤヴァイ。 - 一条ゆかり描く大人恋愛劇「5愛のルール」に学ぶ、女性受けする男の条件
優しくてイケメン、時には冷たいけどレディーファースト。 - あの「獺祭」も飲めるよ! 中田英寿さん全面プロデュースの日本酒イベントが六本木で開催
毎日通うしかない……! - 銀座に鉄道エンタメバーがオープン! その名も「バー銀座シュッシュッポポン」
シュッシュッポポン。 - 試験管やビーカーでお酒を飲んで、アルコールランプでイカをあぶる理系バー「INCUBATOR」に行ってきた
リトマス紙でお酒のpHも調べられます。 - 顔を赤くしてプハ〜! 一緒にお酒を飲んでくれるロボットがかわいすぎる
飲んだ後の顔がたまらない...。