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出版取次業者・太洋社が自主廃業に向けた準備に入ると発表した(関連記事)影響で、友朋堂書店とひょうたんが書店を閉店した。東京商工リサーチが伝えている。
友朋堂書店は茨城県つくば市で3店舗を運営していたが、全3店舗を閉店し、店頭小売事業から撤退した。学校教科書の販売などの外商事業は継続する方針。主力取引先である太洋社の廃業でこれまで通りの営業が困難として、店頭小売事業からの撤退を決めたという。
ひょうたんは鹿児島駅近くにコミック専門店「ひょうたん書店」を運営する他、通販も手掛けていた。2月14日にひょうたん書店を閉店して店頭小売事業から撤退。通販事業を主力に事業を続ける。友朋堂書店と同様に、太洋社の廃業で今後の店舗営業が困難と判断した。
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