レトロゲームの定番「パックマン」が進化!? スマートフォン用VRゲームアプリ「パックマン」が、タッチ操作可能なダンボール製VRゴーグル「MilboxTouch」とともにクラウドファンディングサイトMakuakeに登場しました。レトロゲーだけどレトロじゃない。
「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」は、アプリをダウンロードしたスマートフォンを「MilboxTouch」にセットし、装着することによって「パックマン」を立体的かつ360度視野でプレイできるというもの。ゴーグルを頭にセットしてゲームを行うため、深い没入感と臨場感が味わえるのだとか。
「MilboxTouch」の側面にあるタッチセンサーをぐるぐると時計回りに触ることにより「パックマン」を前進させたり、反時計回りに触ることで後退させたりすることが可能。方向転換したい場合は行きたい方向に自分の体を向けてプレイします。
通常の「パックマン」は、頭上から迷路全体を俯瞰(ふかん)して操作を行うゲームですが、VR版では自分が「パックマン」の世界に飛び込めるのが最大の魅力です。「パックマン」の目線で迷路を進んだり、ゴーストに追いかけられたり。
クッキーを食べ尽くすとステージクリア! しかしゴーストにつかまるとミスとなり、3回ミスするとゲームオーバーになるというルールはそのまま。完全に変わってしまったわけではないんですね。ホッ。……あの伝説の“256面のバグ”も再現しているようなので、いっそう期待が高まります。
Makuakeでの支援方法は1000円から1万8000円までの9コースが用意されており、支援者は「MilboxTouch」と「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」の正式販売開始日である4月上旬以前に、アプリのダウンロード権やMakuake限定デザインの「MilboxTouch」を早割価格で入手できるとのこと。
なおこのアプリは、ゲームの二次創作を可能にするバンダイナムコエンターテインメントの「カタログ IP オープン化プロジェクト」のもとで作られています。
2月17日から3月1日まで伊勢丹新宿店にて、「MilboxTouch」および「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」の無料体験を実施しているので、気になる方は実際に体験してみては?
変わりゆく時代に変わらないものがあることの安心感を保ちつつ、当時のワクワクをそのままに進化を続けていくゲームたち。これから、もしかすると懐かしい作品がVR版としてリバイバルされていくのかもしれませんね。
(高城歩)
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