日本IBMは昨日2月22日、小説「ソードアート・オンライン」(SAO)とコラボしたイベント「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM」を開催すると発表(関連記事)し、話題となりましたが、このたびWebサイトを正式にリリース。“SAO”の世界が現実となるVRゲームの企画詳細が少しずつ明らかとなってきました。
公式サイトではイメージムービーや、IBMと“SAO”のコラボが切り開く未来に関する概要、そして「ソードアート・オンライン」原作者の川原礫さん監修のもと、原作小説内では2022年にサービスを開始するVRMMOゲーム「ソードアート・オンライン」が、実は2016年にαテストを行っていたという誕生秘話を閲覧することができます。
ただのプロローグとあなどるなかれ、その内容は本格的なSF小説の様相。SAOの開発ディレクターである茅場晶彦さんが登場し、あの世界へつながっていく伏線が……。
また、気になる“SAOのαテスト”と称した「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM」の内容ですが、イベント参加者自らをスキャンした3Dモデルがアバターとして登場し、バーチャル・リアリティ空間でつながれた他の参加者たちと共にゲームを体験。IBMのクラウド・サービス「SoftLayer」をシステム基盤として活用することで、高負荷なデータが高速処理され、現実世界の臨場感がVRMMOゲーム上で実現されるとのこと。これは期待が高まります。
また、IBMのコグニティブ・コンピューティング・システム「IBM Watson」が未来のゲームにおいて活用されたらどのようなことが可能になるのかをイメージしたナビゲーター「コグ(CV:伊藤 かな恵)」がゲーム内に登場するのだとか。
なお、体験イベント「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM」の参加は公式サイトにて申し込み可能なので、“SAO”のαテスターになりたい! という方は要チェックです。「これは、ゲームであっても遊びではない」。
(高城歩)
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つまり画面の中の人物に触る事も可能という事だ……。
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