ニュース
執行役員が個人ブログで女性蔑視 家事代行業のベアーズが謝罪
「口は出すが責任は負いたくないわがままな生き物」「数字だけでは燃えてくれないめんどくさい生き物」などと持論を展開していた。
advertisement
家事代行会社のベアーズは3月1日、執行役員のブログ記事が女性蔑視ではないかと指摘されていた件について、「皆様のご指摘はごもっとも」だとして謝罪した。
問題になっていたのは、執行役員が個人ブログ(note)に2月26日付で投稿した「女性に読んでほしくない女性のマネジメントについて」というエントリー(現在は削除済)。その中で女性とは「口は出すが責任は負いたくないわがままな生き物」「数字だけでは燃えてくれないめんどくさい生き物」「解決しなくても共感してくれればいいと思ってる意味不明な生き物」などと持論を展開していた。
ベアーズはこれについて、「『女性の“愛する心”を応援します』というコンセプトを掲げている私どもベアーズとしても今回のことにつきましては非常に遺憾(略)」とコメント。同役員の処罰(降格)についても発表した。
本人は「言葉足らず、かつ、誤解を与えてしまう発言(投稿)」だったとして猛省しているとのこと。なお、ブログ記事はタイトルを含めて約2400字だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 大阪労災病院、職員のTwitter投稿めぐり謝罪 診療に関わる画像ツイート
大阪労災病院は投稿された画像に個人を特定される情報は含まれていないとしつつも、「誠に遺憾」として謝罪。 - 発売前の雑誌の誌面、ネットに流出 主婦の友社謝罪
取引先に配付した見本誌を社外の人物が撮影し、Twitterに投稿した。 - 賛否両論の「おっぱい募金」 ネットで終了を求める署名活動はじまる 「偽善的で、性差別的なイベント」と批判
「募金は本来、支援先に共感してお金を出してもらうもの」と主張。 - 「女の子にサインコサイン教えて何になる」 鹿児島県知事の発言がネットで非難 発言撤回の会見動画も公開
三角関数の公式は教えて何になるのかという従来の持論を、たまたま女性と結びつける形でしゃべってしまったとのこと。 - これは心臓止まる 「差別ツイート」投稿者の自宅近くにアイコンとツイートを載せた看板を設置するキャンペーン
自分の発言を見つめ直すきっかけになりそう。 - 女子高生起業家の会社、アプリのサイトを一時閉鎖 他社サイトのCSS流用の指摘で
他社サイトとCSSが同じだと指摘されていた。 - 一迅社、小説の刊行遅れを謝罪 執筆者が原稿を送ったのは約2年前
「メールで初稿を送付した段階で止まっている」とノベライズ版執筆者がTwitterで明かしていた。 - 「Copy writing」騒動の「青春基地」が謝罪文を訂正 高校生記者の意見が掲載されるも「内容が不穏」の声
「編集部が記者1人に責任をかぶせているのでは」といった声も。 - 「被災地で乗り捨てられた車」写真の説明に誤り 雑誌「DAYS JAPAN」が謝罪
「人々が乗り捨てて逃げた車」の写真は、震災前から車が廃棄されていた場所を写したものだった。