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7月8日から10月2日まで、国立科学博物館(東京・上野公園)で「海のハンター展 〜恵み豊かな地球の未来〜」が開催されることになりました。会場ではホホジロザメ成魚の全身液浸標本が日本で初めて公開されます。
同展のタイトル「海のハンター」は、「海に暮らす肉食生物」と「水産資源の恵みを得ている人間」の2つを指しています。
肉食生物が生き残るためには「いかに効率よく狩りをするか」が大きなポイントになるため、「捕食」をするためのあごや歯、口にスポットを当て、海洋生物の狩りの方法を紹介します。
その中で見どころとなるのがホホジロザメの標本です。ホホジロザメは長期飼育が難しい魚類で、生態にも謎が多いそう。今回は沖縄美ら島財団の特別協力のもと、冷凍保存されている3.2メートルのオスのホホジロザメの個体を研究のために液浸標本して公開するプロジェクトが進められています。
その他、首長竜、魚竜、太古の大型魚類など絶滅動物の骨格や化石などの標本、ネズミザメやシロワニ、シャチなど現生動物の標本、ハンターたちの捕食シーンや遊泳シーンの映像などを展示します。
海のハンター展は、ホホジロザメをはじめとした海の生き物の狩りの様子を知る貴重な機会になりそう。続報が楽しみです。
主催:国立科学博物館、日本経済新聞社、BSジャパン
(神奈川はな)
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