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自動車メーカーのボルボが自動ゴミ回収ロボットのデモ動画を公開しました。3つの大学と共同で「ROARプロジェクト」として開発しています。
ゴミ収集車の後ろに自動ゴミ収集ロボット「ROARY」を搭載。まずドローンが飛び、目的のゴミ箱の位置を確認し、ルートを案内します。「ROARY」はセンサーで障害物を検知し、障害物を避けながらゴミを収集します。子どもや犬などが近づいてきた場合に備えて、緊急停止機能も備えているのはさすがボルボといったところでしょうか。ボルボのプロジェクトマネージャー、Per-Lage Götvallさんも「ボルボグループにとって安全性はすべての基本である」と述べています。
「ROARY」は自動でゴミ箱を回収し、ゴミ収集車に戻ります。安全を考慮し、収集車にも人が近づくとゴミ処理を中止するシステムを採用しています。「ROARY」には赤外線システム「LiDAR」、GPSやカメラなども搭載されています。
「ROARプロジェクト」は地域のゴミを自動で収集できるロボットを開発することを目的としています。自動運転技術が発展する中、ゴミの収集まで自動化されるとなれば、ゴミ収集係の負担がさらに減ること間違いなしです。
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