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233号機関車、JR西日本初の車両での重要文化財指定

建造物として梅小路機関車庫についで2件目。

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 JR西日本が所有する233号機関車がこのたび、文化庁の文化審議会答申を受けて重要文化財(美術工芸品)として指定されることになったと報告した。同社が所有する車両として初めて。

重要文化財 233号機関車

 233号機関車は1903年から04年(明治36年度)に製造された、国産初の量産型機関車であり、現存する最古のもの。逓信省鉄道作業局が汽車製造合資会社に発注したもので、安定した性能と保守の容易さから、1909年までに51両の同型が製造された。「蒸気機関車国産の先鞭をつけた形式の車両」として鉄道史、産業史上学術的価値があると認められた。

 JR西日本は2004年12月に梅小路機関車庫が建造物として重要文化財に指定されており、今回で2件目となる。車両は、4月29日に開業する京都鉄道博物館の本館正面に展示される予定。

重要文化財

重要文化財 運転台

重要文化財 製造銘

重要文化財 背後から全景

重要文化財 真横から

重要文化財 梅小路機関車庫に次ぐ2件目

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