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クリスティアーノ・ロナウド、難民の子ども支援を2億人のフォロワーに呼びかけ 1日以内に115万人が「いいね!」

セルフィー1枚でも、影響力が違う。

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 サッカーポルトガル代表でレアル・マドリード所属のクリスティアーノ・ロナウド選手が、Facebookでシリア難民の子どもの支援を呼びかけて24時間経たないうちに、すでに115万人以上の「いいね!」を集め、スーパースターの影響力を示しています。


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シリア難民のアイマン君(仮名)(画像はSave the ChildrenのWebサイトより)

 2012年から子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレン親善大使に就任しているロナウド選手は、シリア難民の問題に以前から関心を寄せ、昨年ハンガリーのジャーナリストに蹴られた難民の子ども・ジード君を、ホームのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの試合に招待する粋な計らいを見せました。


 シリア戦争勃発と同時に生まれたアイマン君は、口がきけない子どもでした。爆撃音が絶えない街に死体が転がる過酷な日常しか知らなかったのです。 

アイマン君と兄弟たち
アイマン君と兄弟たち(画像はSave the ChildrenのWebサイトより)

 3歳でヨルダン国境の難民キャンプに逃げのび、セーブ・ザ・チルドレンがサポートする幼稚園で、アイマン君はついに「サッカー」と出会います。アイマン君は、サッカーを楽しみながら、数を数えたり、仲間といっしょに問題を解決することを学び、徐々に言葉を発することができるようになりました。

 セーブ・ザ・チルドレンによれば、アイマン君のような境遇の子どもたちは25万人以上。ソーシャルメディアのフォロワーだけでも2億人を引き付けるロナウド選手の呼びかけが、「本物の芝のピッチでプレイしたい」というアイマン君の夢の実現につながることが期待されています。

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