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乗り鉄のみんな行くぞ〜! 大井川鉄道が総乗車時間10時間57分の「電気機関車牽引 長距離鈍行列車ツアー」を開催

行程は新金谷〜千頭間を3往復で、総乗車距離223.2キロ。

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 大井川鉄道(静岡県、「てつ」は旧字)が、4月23日に「電気機関車牽引 長距離鈍行列車ツアー」を催します。行程は新金谷〜千頭間を3往復で、なんと総乗車距離は223.2キロ、乗車時間は10時間57分。レトロな乗車感をたっぷりと味わえる、「乗り鉄」向けの企画です。


公式サイト ツアー公式サイト

 ツアーは定員80人、最少催行人員35人の予約制。ツアー専用車両は9時48分に新金谷をたち、千頭まで3度の往復を重ねて20時45分に運行終了。かつて長距離鈍行列車の名物であった「ドカ停(長時間停車)」を再現するため、途中駅では比較的長めの停車を行うとのこと。

 けん引車両には、汽笛がホイッスルタイプのE101を、客車には旧国鉄の旧型車両(スハフ 42-186、オハ 35-22、オハフ 33-469、オハニ 36-7)を使用。重々しいモーター音や、放送用チャイム「ヘイケンスのセレナーデ」など、昔ながらの鉄道サウンドを楽しめます。


牽引車 けん引する電気機関車

客車 千頭駅に停車中の客車

 静岡駅の名物駅弁「茶飯弁当」と「特製 幕の内弁当」の販売や、「いい旅チャレンジ20000km」のポスター掲示など、車内には細かい配慮も。停車中は、持参した横サボ(行先標)を車両に取り付けての撮影もできます。


車内 客車内のイメージ

 ツアーの予約は4月3日11時30分から5日の18時まで、申し込みフォームから受け付ける予定。切符は大人1万2000円、小人6500円。2日間有効で、区間内の乗り降りは自由となっています。なお参加者には、当日までお楽しみの「昭和っぽいプレゼント」が用意されているそうです。


(沓澤真二)


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