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「明治天皇兼モナリザ兼エジソンですが戸籍使用料払ってください」 何もかもがぶっ飛んだ振り込め詐欺が発生

こんなすごい人だが金はない。

 Twitterユーザーの@atsumi_yさんの家に届いた振り込め詐欺の用紙の内容が、何もかもおかしすぎると話題になっています。一行目から大きく「明治天皇陛下よりのお願い」と書かれており、本文を読む前から「おっ、こいつぁ頭おかしい文章が始まるぞ」と覚悟を決めさせてくれますが、そんな覚悟も数秒で崩壊する最高にエキセントリックな文章となっています。




全体 用紙全体


拡大 文章部分

 この手紙によると、差し出し人は明治天皇陛下であられると同時に、エリザベス女王1世でもあり、禮子女王陛下であり、木下るみ(?)であり、川島禮子(?)でもあるそうです。これらは全て同一人物とのこと。言いたいことがありすぎて何から突っ込んでいいのか分かりませんが、まず性別どないなっとんねん! あと木下るみと川島禮子って誰!?

 また、人間はもともと、差出人が草食恐竜を人間に変えたことで生まれてきたのだそうです。同じく、昭和天皇はもともと虎でしたが、差出人が人間に変えたとのこと。さらに、因子を切る(赤ん坊に返ることらしいです)ことを、今までに何百回も繰り返してきたそうで、マリア、モナリザ、エジソン、孔子、キュリー夫人、ベートーベン、アンデルセンなどもこの差出人だったそうです。うわぁ、すごいなぁ、ナンテ偉大ナンダァ。

 差出人は再び因子を切って赤ん坊に返りたいそうなのですが、そのためにはお金が必要なので、差出人の所有物である戸籍謄本の使用料を払ってくれ、というのがこの手紙の趣旨。こんな人間社会の全てを創りだしたと言っても過言ではなさそうな人が、お金で困る時代です。なんて世知辛いんだ。そりゃ消費税も上がりますわ。取りあえず、天皇陛下なのであれば、先に宮内庁に相談されるとよろしいかと存じ上げます。

 ぶっ飛び過ぎててこれ以上突っ込むことは諦めましたが、文中の日本語も全体的にかなり怪し目。こういう場合、外国人が書いたから日本語がおかしいのではないかと最初に疑うものなのですが、内容が内容だけに、マジでお花畑の世界にトリップしながら書いたせいかな? という気もして判断が付きません。

 また、日付が4月1日になっているのでエイプリールフールのネタっぽく見えますが、振込用紙が同封されていたとのこと。考えたくはありませんが、“マジ”の可能性が高そうです。本当に何これ? なんなの?

 これを見たユーザーからは、「変な笑い出た」「なんだこれ?」「詐欺、というよりも『電波系』と捉えれば大変味わい深いw」「話のネタに払ってみたくなる商法と名付けたい」「こんなスゴイ人がなんで1口1万円で出資を募る必要があるのかと」といった声が上がっていました。もはや誰にも理解できない、すごい詐欺(?)でした。

 ちなみに、手紙が届いた場合は「警察に届けること」と「個人情報保護のためにインターネットでは住所・氏名・電話番号を載せない」ことに注意してください。











 

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