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電気自動車「日産リーフ」は、今年で販売開始5周年。日産自動車はこれを記念して、ドライバーの脳波を言語化し路面に投映しながら走る特製車両を製作。走行の様子を伝える、未来感あふれるスペシャルムービーを公開しています。
特製車両は、ヘッドセットを装着したドライバーの脳波を測定し、車載の解析アプリでドライバーの興奮度や気持ちよさを判定。その結果から全33パターンの言語データを選択します。選ばれたデータはセリフとして、後部座席に搭載されたプロジェクターから路面へ投映されます。
試験走行では男女30人の被験者が、縦列駐車やS字クランクなど、さまざまなシーンで運転。ドライバーからα波が出た状態を「心地の良い状態」、β波が出た状態を「エキサイティングな状態」と定義して、被験者の脳波を測定しました。その結果、発進時において2人に1人以上の割合でβ波が、コーナリング時において9割以上の人からα波が観測。運転時の心地良さと興奮度を確認できたそうです。
この企画は日産リーフの運転の楽しさを、ドライバーだけでなく周囲にも伝えたいという思いからスタートしたそうです。用いられた特製車両は4月29日から5月中旬にかけて、日産グローバル本社ギャラリーで展示されます。
(沓澤真二)
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選手の移動はハンドルで操作。