advertisement
子ども服メーカーのファミリアは、1900年(明治33年)に竣工された「ファミリアホール」を売却したと発表しました。このホールはもともと旧三菱銀行が利用していた建物で、1977年にファミリアが取得していました。
この売却に関してファミリアは「老朽化が著しい旧三菱銀行の耐震性など、将来的なリスクを考慮して売却を決めた」としており、譲渡先・譲渡金額も非公表。ねとらぼ編集部がファミリアに取材にしたところ「その後どういった建物が建造されるかは具体的には把握していない」とのことでした。
神戸市の景観形成重要建築物に指定されていたこの建物は、神戸における本格的洋風建築の先駆けとして知られていました。このことに関し神戸新聞は、タワーマンションの建造が予定されていると報じており、SNSには歴史的建造物がなくなってしまうことを悲しむ声が多数投稿されています。
また、ファミリアは「今のファミリアホールの形は可能な限り残してほしいと考え協議してきたが、タワーマンションが建つ事は把握していない」とコメントしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「ガンダム」や「ゴルゴ13」で土木を感じよう! 京都国際マンガミュージアムで開催中の「どぼく+マンガ展」に行ってきた
宇宙戦艦ヤマトの建造に必要な費用も分かる。 - 気象庁、高層ビルを揺らす「長周期地震動」の説明ビデオを公開 活弁と精巧なCGで分かりやすく解説
活弁は山崎バニラさんが担当。 - 10月28日、日米同時公開! 「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ第3弾、映画「インフェルノ」はダンテの叙事詩の暗号に迫る
世界を魅了した「謎」ふたたび。 - 空中都市の風景をいつでも見られるぞ! Googleストリートビューがマチュピチュ進出
文明ってすごい。