前屈で手のひらが床につく、180度の開脚ができるなど、体がやわらかい人は数多くいますが、前屈とは逆向きに体を曲げた「後屈」の状態で、足元のバラを口で拾い上げられる人は、あまりいないのではないでしょうか。そんな「背骨ある? ない?」と疑いたくなるレベルの“軟体パフォーマンス”のギネス世界記録チャレンジの様子が公開されています。
パフォーマンスは2014年7月25日に行われたもの。観客の拍手に迎えられて登場したジュリア・グエンゼル(Julia Gunthel)さんは、「Zlata」という名前で活躍している美人曲芸師です。
ジュリアさんが挑戦したギネス記録は「1分間で何本のバラを、後屈で拾い上げられるか」というもの。特殊な台に上がった彼女はスタートと共にしなやかに体を折り曲げ、足元に設置された長さ50センチほどの白いバラを1本ずつ口で拾い上げると、上半身を起こして目の前の花瓶に入れていきます。
途中、足を震わせながらも、時間内に6本のバラを花瓶に挿すことに成功。見事、世界記録を打ち立てました。
しかし、ジュリアさんのチャレンジは、6本では終わりませんでした。2015年1月5日、中国・江蘇省で行われたCCTVでの企画で、1分間に11本のバラを拾い上げることに成功。自身が持つ記録を更新する結果を出したのです。す、すごすぎる……!
実は彼女、体のやわらかさを生かした記録への挑戦はこれだけではありません。
2007年には「後屈で背中にはさんだ風船を3個、何秒で割れるか」という挑戦で、最速タイムの12秒を叩き出すことに成功。2013年では「肘で状態を支えながら下半身を反り返らせ、1分間に8本のビール瓶を並べる」という、驚異のパフォーマンスをみせています。これまでにジュリアさんが樹立したギネス記録は、計10個! まさに「世界一、体のやわらかい女性」だったのです。
インスタグラムでも、“軟体パフォーマンス”をみせているジュリアさん。今後も、新たな“やわらかすぎる”ギネス記録に期待したいですね。
出典(引用) ギネスワールドレコーズ
(束子)
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