DCコミックの人気ヒーロー「バットマン」に登場するガジェットを手作りした人がYoutubeに動画を投稿し、完成度が高いと話題になっています。
アメコミヒーローたちが使用する武器やガジェットを数々自作している the Hacksmith ことジェームズ・ホブソンさんが、今回製作したのはバットマンに登場する「グラップルガン」。高圧ガスなどでコウモリ型のフックを打ち出し、壁や天井に固定して使用者の移動を可能にするツールです。
まずジェームズさんが製作に取りかかったのは、グラップルガンの要となるフックの部分です。ステンレスの鋼を切り出してマジックハンドのような形状を作り上げます。完成したフックはかなりしっかりと対象物を掴むよう。推定70キロ以上のジェームズさんも天井に固定したフックにやすやすとぶら下がり、コウモリを彷彿とさせるポーズを決めています。
ジェームズさんは製作したギミックを持って野外での使用にも挑戦。映画のような射出機が完成していないので、ロープの先にフックをつけて鉤縄(かぎなわ)のようにし、カウボーイのようにブンブンと回して小屋の柵に引っ掛けようとします。なかなかうまくいきませんが、数回トライしたところでようやくフックが柵をキャッチ。ロープをよじ登り、無事に小屋へ侵入(?)することが出来ました。
このほか「頭上から突然バットマンが現れる」シーンが再現できる降下装置も製作。ワイヤーとリールを内蔵したコウモリ型のギミックで、これを天井に固定して手元のボタンを押すと、するする地上に降り立つことができます。実践してみせるジェームズさん、結構どや顔です。
今回公開された動画ではグラップルガンも射出装置までは再現されていないので、いつかコウモリ型のフックがシューっと飛び出し対象物を掴む動画を見てみたいですね。製作されたフックは95カナダドル(日本円で8050円ほど)で販売されており、ネット通販で購入することもできるようです。
これまでにも車を持ち上げられるパワースーツやウルヴァリンの爪など、様々なガジェットを製作しているジェームズさん。次回作にも注目が集まりそう。
(Kikka)
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