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殺人鬼が心の内に秘めた闇とは? 凶悪犯の作品などを展示する「シリアルキラー展」が銀座で開催

目を背けたい不気味さ。でも、見てみたい。

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 東京・銀座のヴァニラ画廊で、世界各国の凶悪犯罪者たちにまつわる品を展示する「シリアルキラー展」が開催されます。彼らの制作した作品、セルフポートレート、手紙、資料などを200点以上公開。開催期間は6月9日から7月10日まで。入場料は1900円で、特典として特別パンフレット付き。

シリアルキラー展 告知画像 上部 このピエロ、見覚えありませんか?(画廊公式サイトより)

 展覧会の告知で作品が大きく取り上げられているジョン・ウェイン・ゲイシーは、スティーブン・キングの「IT」に登場する殺人ピエロことペニーワイズのモデルとなったシリアルキラーです。ピエロにふん装して子どもたちに近づき、33人もの少年を惨殺した殺人鬼。彼が描いた絵画作品は複数残されており、その多くにピエロがたたずんでいます。常人とはどこかが根本的に異なる、ずっと見ていると引き込まれてしまうような不気味さのある絵画ですよね……。

シリアルキラー展 告知画像 下部 得体の知れなさが尋常ではない(画廊公式サイトより)

 ほかにも、女優シャロン・テート殺害で有名なカルト教団教祖チャールズ・マンソン、300人以上を殺害したと言われているヘンリー・リー・ルーカス、衝撃的な死体加工事件で「羊たちの沈黙」など後世の創作作品に大きな影響を与えたエド・ゲインをはじめ、50人以上の犯罪者の名が展示予定として挙げられています。

 怪物たちが何を見、何を感じていたのか、その断片でも知るためには、やはり、彼ら自身と直接対峙してみなければならないのだろう。 〜(中略)〜 これらはまさに彼らの心の一部といってよいものであり、その実物を目の前で見ることができるというのは、歴史が生み出した怪物である彼らを知るためには、いや、そもそもそんな恐ろしい行為をすることができる人間という生き物の深淵を知るためには何ものにも代えがたい体験となるであろう。正直、恐ろしい。しかし、なんとしても見なくてはならない展覧会である。(画廊公式サイトより)

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