2011年からニコニコ動画に投稿されている動画シリーズ「ゲーム機大戦」の完結編となる「第10次ゲーム機大戦 始まりの終わり編」が公開されました。家庭用ゲーム機の栄枯盛衰を、戦争に見立ててコミカルに解説するもの。途中で制作者の引き継ぎを行いつつ、約5年にわたって制作されていました。
日本初の家庭用ゲーム機「テレビテニス」(エポック)が発売された1975年から現代まで、家庭用ゲーム機の約40年の歴史を詳細に解説。「ファミリーコンピューター」「プレイステーション」のような人気ハードはもちろん、「TVボーイ」「PV‐1000」などマイナーなものまで取り上げています。
当初の制作者であったMIDORIKAWAさんは、2011〜12年にかけて第1〜6次「ゲーム機大戦」を制作。2012年末に、画像素材などを公開し、シリーズの制作を他の人に引き継ぐことを告知する動画を公開しました。複数の後継者が現れましたが、今回完結編となる「第10次ゲーム機大戦 始まりの終わり編」を制作したのはkokeさん(@koke_koke2)。45分に及ぶ大作で、2014年8月にシナリオが完成したことをTwitterで発表してから、約2年後の公開となりました。
同氏は合わせて公開した「ゲーム機大戦 後書きのようなもの」の中で、自分よりおもしろい動画が作れた人がいたかもしれないとしつつも、「全力で調べ、全力でネタを絞り出し、全力で編集し、最後まで完成」させたことに関しては「後継者としての責任を果たしたと胸を張りたい」とコメント。同シリーズを見て、ゲームの楽しさを思い出してくれる人が現れれば幸いだとしています。
(マッハ・キショ松)
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