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個人で真空成型工場が持てるデバイス「FormBox」がKickstarterで人気

これからは副業が製造業とかアリなのかも!

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 イギリスのMayku Industriesが開発中の、真空成型で物の型(かた)を取ることができる「FormBox」が、クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で資金調達を開始しました。


「FormBox」の外見 「FormBox」の外見。値段は、Kickstarter上でのプロモーション価格として349ドル

 「真空成型」とはシートを原型に被せ、空気を抜いて真空にし、完全に密着させることにより型をとるという方法です。この方法により生産されるものとして、卵のパッケージやブリスターパック、食品トレイなど、身近にあるものが多くが挙げられます。

 「FormBox」は、そのような物が作れる真空成型機をギュっと縮めて卓上で実現できるほどにコンパクト化し、安価に生産できるようにしたものです。また空気を抜くための吸引機として、家庭用の掃除機を利用することで、さらにコストを引き下げています。


FormBoxで型を取る ガリ版印刷機のようにアナログな感覚で型作り。例えばバナナの型を取って……

バナナランプ ランプを入れて、個性が光るバナナランプに!

凹型に素材を流し込む 凹形の型としてチョコレートを流し込み、世界にひとつだけの贈りものが作り出せる!

 もちろん通常の3Dプリンタでも同じものが制作できますが、実物のキャプチャまたはモデルの制作を経てプリントに至るまでの過程に時間がかかります。すでに原型として実物があったり、それらをいくつも生産したいという場合は「FormBox」に分があるといえます。「真空成型で作成できるものに特化した3Dプリンタ」と考えると解りやすいかもしれません。

 その特性とコストパフォーマンスも手伝ってか、5月3日に資金集めを開始してから約1週間で、目標額5万ドルを大きく超えて25万ドル以上の資金を集めています。出荷開始時期として2017年3月を予定しているにもかかわらず、非常に高い前人気を集めています。

 この人気は、個人で制作したものをネットで販売するショップが世界的に増えてきたのも要因のひとつでしょうか。「FormBox」があれば、そんな個人ショップで時間をかけて作っていたオリジナルの商品が、簡単に大量生産できてしまいそうです。副業が製造業なんて、ちょっと夢の持てる話ですね!

(画像はmaykuより)

(Jun)


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