京都市上京区の晴明神社が19日からSNS風の顔出しポップパネルを設置すると発表。写真を公開したところ、かわいいと話題になっています。
晴明神社が設置するのは、「Twitter」「Instagram」「Facebook」という3大SNSをモチーフにしたフレームパネル。よく見てみると、莫大な数の“いいね”が晴明神社の電話番号になっていたり、しれっとハッシュタグで宣伝していたりと芸が細かいです。
「ツィート時に活用できるパネルを設置します。境内でしたら、持ち運び可能です。ご使用後は、所定の位置にお戻しくださいね。参拝の印にせびご活用ください。」というメッセージと共に添えられたフレームパネルの画像は、3時間足らずで1400件以上のリツイートがされています。
安倍晴明公を祀り、寛弘4年(西暦1007年)創建という歴史ある神社がなぜSNSを意識したパネルを制作したのか、企画した広報担当者に取材してみました。
広報担当によると晴明神社には、以前から「式神との顔出し看板」(いわゆる顔出しパネル)が設置されているそうです。
その顔出しパネルが好評で撮った写真をSNSにも投稿されていたという背景があり、今回のSNS風のパネルを作成するに至ったとのこと。つまり顔出しパネルの進化形だったのですね。
神社で写真を撮ってSNSにアップしていいものか、どうなのかという点については、「晴明神社、ご参拝のお印としてご利用いただいて大丈夫です」とのことでした。
このパネルは境内の中であれば持ち運び可能なので、安倍晴明公像や式神石像前でも撮影ができるそうですよ。
このほかにも、晴明神社では6月30日までInstagramキャンペーン「五芒星を見つけよう!」という特典付き企画を実施中。神社がSNSと密接に関わる時代が来たのか、と感慨深くなります。
晴明神社 〜Instagramキャンペーン〜
キャンペーン概要
身近な五芒星(星形)を見つけて、Instagramにハッシュタグ「#五芒星」を付けて投稿して下さい。
5回投稿して晴明神社を参拝すると、五芒星がかたどられた「魔除けステッカー守」がもれなく進呈されます。
(画像提供:晴明神社)
(Kikka)
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