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「ファミコン神拳」と「ファミマガ」のコラボWeb漫画スタート かつてのファミコン少年の熱狂を描く

原作はファミコン神拳伝承者の「カルロス」こと、とみさわ昭仁さん。

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 ファミコンブーム時の、ファンや作り手の「熱」を伝える「ファミ熱!!プロジェクト」。「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」に続く第2弾として、Web漫画「熱中!!ファミコンBros.」の連載がcomip!で始まりました。原作にはとみさわ昭仁さん、作画には武井宏文さんを迎え、ファミコンに熱狂する少年たちの物語を描いています。


表紙 「熱中!!ファミコンBros.」トビラページ。原作のとみさわ昭仁さんら、そうそうたるメンバーが名を連ねる

 第1話の舞台は1983年9月9日、ファミコン版「マリオブラザーズ」の発売日。走輔と跳太は、ソフトを親に買ってもらえないことを嘆いていました。しかし突如現れた少女"ぼたん"が、マリオのソフトをプレゼント。彼女のアドバイスの下、2人はゲームに夢中になっていきます。


紙面 マリオに夢中になる走輔と跳太に、ぼたんは決闘プレイを提案。なお、作中のファミコンは初期型なので、ボタンが四角いゴム製だったりします(「熱中!!ファミコンBros.」19ページより)

 企画にはファミコン神拳伝承者の、「ゆう帝」こと堀井雄二さんと、「ミヤ王」こと宮岡寛さんが協力。日本初のファミコン専門誌「ファミリーコンピュータMagazine」(徳間書店、通称「ファミマガ」)の2代目編集長、山本直人さんも参加しています。漫画の最後には、同誌の誌面を思わせる「マリオブラザーズ」の紹介記事も掲載され、当時のゲームシーンがしのばれる内容に。


ファミマガ風紙面 ゲーム誌では珍しい縦組みレイアウトの、「ファミマガ」らしい紹介記事(「熱中!!ファミコンBros.」27ページより)

 マリオの決闘プレイや攻略テクニック、「四角いゴムボタン」など、かつてのファミコン少年の思い出がギュッと詰まった「熱中!!ファミコンBros.」。当時を知る人もそうでない人も、ゲームファンならばきっと熱い何かを感じるでしょう。


(沓澤真二)


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