advertisement
正確な残業時間を計測し“サービス残業問題”の解決・低減を目標としたスマートフォンアプリ、「残業証拠レコーダー」が登場しました。証拠として使えるよう、弁護士が、労働基準法や実際の示談・裁判の流れをもとに開発しています。
職場や得意先の住所を入力するとGPSで現在地を取得し、サーバにデータを送信。実労働時間と残業代を、自動推計してくれます。さらに、手動で入力する労働時間メモ機能を使えば、より正確な残業代の推計が可能。同アプリの記録は裁判用に、書面による証明書での発行にも対応しています。
また、中小企業の場合の残業時間・残業代の計算方法や法定休日の特定方法など、幅広い労働基準法のルールに対応。労働形態も、シフト制、変形労働時間制、フレックスタイム制などに対応しています。
同アプリからは、ワンクリックで弁護士に相談・依頼が可能。弁護士検索ページに、勤務地の近くの残業代請求を扱っている弁護士が表示されます。このアプリ1つで、記録→証明→相談が全部できる万能ぶり。
残業代がもらえなくて泣き寝入りをするぐらいなら、「残業証拠レコーダー」で記録をとっておけばいずれ役に立つかもしれません。ふざけた経営者を、ギャフンと言わせてやりましょう。
なお、同アプリは現在Android版のみですが、6月上旬にiOS版もリリースされる予定となっています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「ブラック企業大賞」、2015年はセブン-イレブン・ジャパンに
引越社関東(アリさんマークの引越社)は「ありえないで賞」を受賞。 - 厚生労働省がブラック企業名を初公表へ 最長で月に約197時間、複数の事業場で違法な長時間労働
1カ月当たり100時間を超える時間外・休日労働が認められたのは63人。 - 学生の6割が何らかのトラブルを経験 厚労省が初の「ブラックバイト」実態調査
調査は2015年8月27日〜9月7日に実施。 - なんとなく分かってた 日本、「自分の働く会社を信頼しているか」というアンケートで最下位となる
将来に対して希望を持てない「悲観大国」とも。 - わーい! 会社で寝られるぞ! わーい…… オフィスチェアが一瞬でベッドに変身する「こりゃ楽ちんチェア2」登場
かいしゃぐらし! の必需品 - 進捗ダメです! 「社畜ちゃん」のLINEスタンプが登場
ビジネスシーンで大活躍(?)しそう。 - 日本の教師の労働環境は“世界最悪” 改善のため部活動顧問の受け持ち自由化を求める署名を実施中
「2014年の休日は7日間だった」という教師も。