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山口県で行われた女子バスケットボールのインターハイ予選。その決勝戦で当たったのは徳山商工高等学校と誠英高等学校。63対63のスコアで迎えたラスト2分間の攻防が、その劇的な展開で大きな話題となっています。YouTubeにはその時の様子を映した動画も投稿されています。
動画が取得できませんでした
フリースローを外し絶好のチャンスを逃す徳山商工、スコアは変わらず63対63……という場面から動画はスタート。残り時間はあとわずか、インターハイ出場の権利をつかむべく一気に攻める誠英に対し、防戦一方の徳山商工は痛恨のファールを受けてしまいます。これによって2本のフリースローの権利を得た誠英は大喜び、残された時間はたったの0.9秒。
ここで決めれば、インターハイ出場はほぼ確実。そんな極限状態にもかかわらず2本のフリースローを連続できっちり決める誠英、誠英側ベンチが再度湧きます。これによってスコアは63対65、徳山商工は3ポイントシュートを決めれば逆転できますが、残された時間は0.9秒……。会場の誰もが「決まった」と思う場面ですが、徳山商工の選手は諦めていませんでした。
ボールを受けた徳山商工の選手はすぐさま9番の選手にパス、ボールを受けた選手はコートの中央付近から遠く離れたゴールめがけてボールを投げます。普通はそんな距離から投げても入るはずがないのですが……なんとボールはそのままゴールへと吸い込まれていき、見事3ポイントシュートを決めてしまいます。
これによって徳山商工は7年ぶり2度目の優勝を果たし、インターハイ出場の権利を得ました。徳山商工の最後まで諦めない姿勢が実を結んだ見事な逆転優勝でした。
(イッコウ)
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