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事故減るか? 「歩きスマホ」注意の道路標識、韓国・ソウルが試験的に導入

2種類の標識を、10〜30代が多い5つのエリアに設置。

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 日本だけでなく世界中で問題視されている、歩行中にスマートフォンの画面を見る“歩きスマホ”。韓国のソウル市は6月21日(現地時間)、歩きスマホの危険性を警告する道路標識を、警察庁と連携して試験的に設置すると発表しました。

歩きスマホ歩きスマホ 左は「警告:歩行中にスマートフォンを使うのは注意」、右は「安全に歩こう」とメッセージが

 標識は2種類。1つはスマホユーザーが歩きながら車の前に飛び出すイラストに、警告文「警告:歩行中にスマートフォンを使うのは注意」を添えたもの。もう1つは、画面に歩きスマホをする人物が写ったスマホのイラストを禁止マーク(○に\)で覆い、「安全に歩こう」の文字を配したもの。いずれもスマホに目を向けた歩行者が簡単に気づくようデザインされました。

 設置するのは、主なスマホの利用者層である10〜30代や交通事故が多い5つのエリア。弘大、シティホール、延世大学、江南駅、蚕室駅です。歩きスマホへの注意を促す道路標識は、すでにスウェーデンのストックホルムも導入しています。

黒木貴啓


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