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なんという歴史ロマン 18世紀建造の州会議事堂に落雷 → 200年前に設置したフランクリンの避雷針で守られる

フランクリンさんかっこいい。

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 アメリカのメリーランド州会議事堂が落雷に襲われたものの、ある人物が残した物によって落雷から守られたことをメリーランド州知事のラリー・ホーガンさんが自身のFacebookで明かしています。18世紀に建造された議事堂を落雷から守ったのは、同じく18世紀を生きたベンジャミン・フランクリンの避雷針でした。

 ベンジャミン・フランクリンといえば、凧を使用して雷が電気でできていることを証明し、避雷針を開発した科学の偉人。また、政界にも進出しアメリカの独立に貢献するなど、科学・政治の両分野で活躍したアメリカの歴史を語る上で欠かせない人物でもあります。同議事堂の最上部に避雷針が取り付けられたのもフランクリンの指示を受けてのもので、実際に設置されたのはおよそ200年前のことでした。


フランクリン 大昔の避雷針が現在も現役とは、フランクリンさんすごい(ラリー・ホーガンさんのFacebookより)

 かたや木造のドームが特徴的なメリーランド州会議事堂は、初代の合衆国議会議事堂としても知られ、立法機関としては最長の歴史を誇る建造物。100ドル紙幣の肖像画としても選ばれた歴史上の偉人が、長い時を経て歴史的建造物を守るとは、なんという歴史ロマン……。

 くしくも落雷が起きたのは7月4日の独立記念日を間近に控えた7月1日(現地時間)。亡くなってから226年が経過したアメリカの偉人は、今もなお母国を守り続けているようです。



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