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AIに今日の献立を相談できる 「しゃべるオーブン」がシャープから登場

オーブンと話すときがきた。

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 シャープから、AI(人工知能)と音声対話ができるオーブンが登場しました。音声認識と無線LANを搭載し、新しく開発されたクラウドサービス「COCORO KITCHEN」とつながることでAIとの対話が可能になっています。


しゃべる オーブン シャープ AI
オーブン「ヘルシオ」に相談(ウォーターオーブン ヘルシオ公式サイトより)

 話したい時はオーブンに付いた「おはなし」キーを押すことでAIに繋がります。「○○と○○で何が作れる?」や「サッと作れるメニューは何?」などの献立の相談をすると、AIが季節・天気などの情報と調理履歴などを考慮しつつ、約1000種類のメニューの中からオススメを提案。または、「今晩、何作ろう?」と気軽に話しかけても相談ができるということです。

 そのほか、糖尿病など疾病ごとのヘルシーメニューや、健康を意識してカロリーを考えたメニュー、季節ごとの旬の食材の活用方法も教えてくれるとのこと。


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相談にあったメニューを提案(ウォーターオーブン ヘルシオ公式サイトより)

  相談していくことでAIは自動学習し、「豚肉をよく使うなら豚肉を活用したメニューを優先」したり、逆に「食材などに偏りがある場合はバランスを考えたメニューを提案」するなどの気遣いも。食材名の表現(キャベツを「甘藍」など)も対話することで覚えてくれる柔軟性もあるので、話していけばどんどん会話もスムーズになりそうです。

 スマートフォンとの連携として、専用アプリ「COCORO KITCHEN」を使って献立を検索し、その調理データをオーブンにダウンロードすることが可能です。これにより、外出先でメニューを選んでおき、帰宅後にすぐ料理が始められます。



 対話機能が付いているのは、ウォーターオーブンの「ヘルシオAX-XW300」で、9月8日発売予定。実売予想価格は18万円前後(税別)です。

(宮原れい)

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